フェムテックの補助金情報:製品の開発・販路開拓・ウェブサイト関連

フェムテックの補助金、助成金情報 2024年令和6年度 助成金・補助金

東京都が新たな補助金制度が発表されました。

女性の健康課題解決を支援

都知事の百合子さんが以前に発表していた内容が具体的になりましたね。
東京都より、女性が抱える健康課題を技術で解決する製品やサービスの開発、改良、販路開拓に活用できる新たな補助金制度が発表されました。

この制度は、女性の健康に関するさまざまな分野でのイノベーションを支援することを目的としています。

補助金の上限・補助率について

今回発表された補助金制度では、以下の条件で支援を受けることが可能です。

  • 上限額: 2,000万円
  • 補助率: 2/3

上記画像出典:女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業 | 事業 | 東京都中小企業振興公社

 

補助金の対象事業と分野

補助金の対象となる事業は、東京都が規定する6つの女性の健康課題に関連する製品やサービスの開発・改良、または販路拡大に向けた取り組みです。対象となる具体的な分野は以下の通りです。

  • 月経: PMSオンライン処方、生理関連製品、生理の貧困に関するサービス等
  • 妊娠、不妊: 不妊治療医療機器、不妊治療可視化アプリ、各種簡易検査キット等
  • 産後ケア: 授乳サポート製品、骨盤ケア製品、ホルモン検査による健康管理等
  • 更年期: 閉経の遠隔治療、尿漏れ改善のためのトレーニング機器等
  • 婦人科系疾患等: 乳がん術後用シリコンパッド、婦人科系疾患についてのチャット相談等
  • ヘルスリテラシー: 企業向けフェムテック福利厚生サービス、女性の健康課題情報サイト等

補助金の対象経費と申請方法

補助金の対象となる経費には、製品開発に必要なさまざまな費用が含まれます。主な対象経費は以下の通りです。

  • 生産や試作、検査・測定のための機械装置
  • 試作のための原材料費(売る分の仕入れは不可)
  • サーバーのレンタル費など
  • 人件費(システム開発に関わる分のみ)
  • 委託、外注費
  • マーケティング委託費
  • 産業財産権出願、導入費
  • ソフトウェアの開発に従事する分の直接人件費
  • 展示会等への参加費、各種広告宣伝費 など

申請期間と補助対象期間

補助金の申請期間と補助対象期間は以下の通りです。

  • 申請期間: 令和6年9月6日(金)~9月30日(月)17時
  • 補助対象期間: 令和7年2月1日~令和7年10月31日

詳細について

詳しくは、下記の公式サイトをご確認ください。

女性活躍のためのフェムテック開発支援・普及促進事業 | 事業 | 東京都中小企業振興公社
www.tokyo-kosha.or.jp/support/josei/jigyo/femtech/index.html

参考サイト

女性の健康課題解決を促進 「フェムテック開発支援・普及促進支援」対象の事業者が決定|My TOKYO – 東京都公式ポータルサイト

www.my.metro.tokyo.lg.jp/w/000-20240401-30165506

 

フェムテック関連補助金・支援サービス

フェムテックを活用した働く女性の就業継続支援 (METI/経済産業省)

働く女性の妊娠・出産・更年期等ライフイベントに起因する望まない離職等を防ぎ、企業の人材多様性を高め、企業の価値創造につなげることが目的です。

www.meti.go.jp/policy/economy/jinzai/diversity/femtech/femtech.html

フェムテック等サポートサービス実証事業HP

経済産業省は、令和3年度より「フェムテック等サポートサービス実証事業費補助金」を立ち上げ、多様なフェムテックサービスを通じて女性の就業継続、企業価値の向上を図っています。
こちらはPoc(実証実験)の専門サイトです。

www.femtech-projects.jp/

 

 

プロフィール

MIYUKI
こんにちは、三重県四日市出身です。ネットショップやWordPressなどの制作やコンサルやセミナー講師等で教えています。このブログは最近雑多になってしまったため、備忘録として色々書いています。
■ はっちゃんセミナー
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