ネットショップを開設する方法として、「ネットショップを開設するためのショッピングカートを借りる」方法や
「ショッピングモールに出店する」といった方法がありますが、
ホームページを作成するサービスの「WIX」が新しくはじめた、ネットショップの機能を利用して開設する
「WIX Stores」を使った方法を紹介してみようと思います。
ネットショップの開業サービスはたくさんありますが、初心者さんは、ホームページ作成のHTMLといった
専門知識が分からない方がほとんどです。こういう方法もありかなと思いますので
簡単にホームページを作成できるサービスの「WIX」を使ったネットショップの開業方法の流れを紹介します。
WIXStores
申し込みの流れ
メールアドレスでの登録か、Facebook、Googleアカウントでのログインでも登録可能です。
デザインテンプレートを選択します
ネットショップのスマホ対応のテンプレートは、「服&アクセサリー」、「ヘルス&ビューティー」などの
ジャンルも用意されていて、合計30種類以上です。
他のデザインテンプレートを入れると500種類くらいありますね。
これだけあるとイメージに近いデザインが見つかりそうです。
今回このデザインを選択してみました
キッズ向けのネットショップのデザインです。かわいいですね(^▽^)
編集画面の表示方法
デザインの編集は画面上部の「編集」をクリックします。
編集画面はこちら
ホームページのデザインを見たまま操作ができる管理画面です。
初心者にも優しい操作画面です。
編集はかなり視覚的
文字を編集したい場合には、編集したい文字をクリックすると
編集画面に変わり、そのままテキスト変更をすることができます。
文字の変更や色、フォントの変更も簡単です。パワーポイントのような感覚で編集ができます。
画像の上でクリックすると、画像を変更する画面に自動的に切り替わるため
サイトを見ながら編集ができます。これなら誰でもホームページを作成することができますね。
ページに追加できる機能色々
デザインテンプレートで選択したWebサイトに、文字をや画像などを追加することができますが
他にも色々と追加することができます。
テキスト
文字を追加することができます。大きさやフォント、色の変更も簡単です。
画像
画像もWIXがフリー素材写真やクリップアートも無料で利用できるものを用意してくれています。
「子供」で検索してみました。海外のサービスなので、日本人の子はいませんが、積み木など
使えそうな素材が用意されています。素材探すのも時間がかかりますので便利ですね。
ボタン
「お問い合わせボタン」や「注文ボタン」などのボタン類も用意されています。
ボックス
様々な形の吹き出しなどの図形が用意されています。
このボックス図形をデザインとして利用したり、文字を上に重ねてバナー風にすることもできます。
ストリップ
レイアウトとして区切りたい場合に、区切り用の装飾画像のことです。
いくつか使用するストリップ画像が用意されています。
色々な用途やジャンルのWebサイトにも利用できるように無料の状態でもたくさん用意されています。
シェイプ
アイコンや装飾に使えるイラストなどが用意されています。
動画
「YouTube」や「Vimeo」の動画をWebサイトに埋め込むことができます。
音楽
音楽プレーヤーを使った音楽配信や、楽曲をアップロードし、価格を設定するだけで
ダウンロード販売を開始できます。販売手数料もかかりません。
ソーシャル
FacebookやTwitterなどのソーシャルメディアの「いいね!」や「ツイート」といった
ソーシャルボタンの設置やFacebookページの埋め込みなども簡単に追加することができます。
コンタクト
お問い合わせフォームや資料請求フォーム、予約フォームといったフォームの設置から
Googleマップの埋め込みや、Skype通話ボタンの追加などお客さまからの連絡機能を増やせます。
メニュー
メニュー項目もいくつかのデザインが用意されています。
リスト
新着情報やお知らせ、入荷情報などをリスト表記で見やすく掲載することができます。
ブログ
ネットショップの中にブログ機能を追加することができます。
コンテンツSEO対策として、ネットショップ+ブログがこれからのネットショップ運営には必須の機能です。
ブログも写真の見せ方が異なる様々なレイアウトから選んで追加できます。
その他
Webサイトの中に別のWebサイトを埋め込むことができる機能や
HTMLコードの埋め込み、FLASHの埋め込みの他
会員機能を追加して、ログインさせることもできます。
PayPalの「今すぐ購入ボタン」や「寄付ボタン」も簡単に追加することができます。
ショップ
Webページに、ネットショップで取り扱う商品を追加することができます。
見せ方として2種類用意されています。
ネットショップの商品をキャラリー風に表示したい場合や
スライドショーといって、商品写真が流れるように見せることもできます。
その他にも、ショッピングカートへのボタンもワンクリックで追加できます。
ネットショップ機能の設定方法
WIXのページに追加できる機能を紹介していたら、結構項目が多くて驚きました。
ここから本題のネットショップ機能について紹介します。
ネットショップの設定は、左メニューの「WIXストア」の「今すぐはじめる」ボタンをクリックします。
「ショップを追加しました!」と表示されます。これでネットショップ機能の追加完了です。
「ショップを管理」をクリックすると、
商品登録の見本として、15商品が登録されています。
この画面から「ショップの運営者情報」や「商品登録」、「決済方法」、「配送料」などを設定していきます。
商品情報の設定方法
画面右上の「商品を追加」ボタンをクリックします。
「商品名」・「販売価格」・「商品詳細情報」を入力します。
「商品画像」を登録します。
任意の入力項目で、「割引率」や「リボン(商品画像の上に文字を載せる)」・
「SKU(商品管理番号)」の他、送料に関係する場合などに「重量」を入力します。
在庫管理も設定可能です。
「商品オプションを追加」で洋服など「色」・「サイズ」毎での在庫管理も設定できます。
商品ページに、補足情報として、「返品・返金規約」や「取り扱い情報」などを記載することもできます。
カテゴリー(カタログ)の設定方法
ネットショップのカテゴリー設定は、左メニューの「カタログ」で設定します。
見本として3つのカタログが用意されています。
受注リスト、注文情報の確認方法
無料プランでは、見ることができませんが、実際にネットショップがオープンして
注文が入った場合には、この画面から
● 購入者情報(名前・住所・電話番号・メールアドレス等)
● 注文商品情報(商品名・注文個数など)
● 決済方法、配送先など、受注管理をすることができます。
クーポン設定画面
販売促進として、クーポンを発行して、キャンペーンの値引きなどを設定することができます。
クレジットカード決済などの決済方法の設定
お客さまの決済方法を設定する画面です。
クレジットカード決済やPayPal、代引きなどを設定することができます。
配送料・消費税の設定画面
ネットショップの配送料と消費税の設定画面です。
WIXは、海外にも販売できるため、国ごとにも設定が可能です。
ショップの運営者情報の設定画面
ネットショップの住所や連絡先の運営者情報、「ショップの店名」・「言語」や「通貨」などを設定することができます。
商品ページの作成方法
商品登録が済んで、ショップ情報の設定も済んだら、次は商品ページの作成です。
商品ページの作成も、視覚的に編集ができます。
私が選んだ、テンプレートのネットショップの商品ページを編集することもできますし、
新しくページを追加することもできます。
商品掲載ページの編集は簡単です
商品が並んでいるページをクリックすると、そのまま自動的に編集画面になります。
「設定」をクリックすると、商品レイアウトの並び数などを設定することも簡単にできます。
カテゴリー毎に商品画像の見せ方も変えることができますし、
かなり自由度の高いページ作成ができますね。
WIXストアの料金
ネットショップを始めるには、無料プランでは制限がありますので
月額1700円のプレミアムプランのeコマースに変更する必要が
詳しくは、「WIX Stores」の、「料金ページ」まで。
最後にWIXストアの感想
WIXは、初心者向けのネットショップというイメージでしたが、
商品ページの作成が簡単にできるだけでなく、その商品の使い方や開発秘話やブログなど、関連記事の作成や追加
も専門知識がなくてもできるため、SEO対策がしにくいネットショップにも簡単にコンテンツが増やせます。
販売するだけでなく、他のページも絶対に欲しいですので、HTMLが分からない方にも
自由に思った通りのデザインができるので、商品数が少なくてコンテンツやデザイン重視のネットショップにはおすすめですね。
WIXは今まで、触ったことがありませんでしたが、これなら初心者さんでもすぐにネットショップを開設することができますね。
プロフィール
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こんにちは、三重県四日市出身です。ネットショップやWordPressなどの制作やコンサルやセミナー講師等で教えています。このブログは最近雑多になってしまったため、備忘録として色々書いています。
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