今日のブログは、ネット系の書籍の活用方法を紹介しますね。
ネットショップ開設やパソコンの操作、インターネットの集客方法やサイト制作などの
書籍は書店でも図書館でもたくさん置かれています。
何年経っても変わらない内容の書籍はいいのですが、
ネット系の情報は、5年前でも「もう古い情報」の本になります。
今回は、インターネット関連の書籍・本の読み方のコツとして
書籍やWEBの情報をどう参考にするのかを紹介します。
ネットショップ開業の書籍・本の読み方のコツ
「はじめてのネットショップ」・「ネットショップの開設方法」
「ネットショップで稼ぐ」といったような
ネットショップ開設方法や運営に関する書籍や情報についての本の読み方、活用方法について紹介します。
こういうネットショップの本は図書館でもたくさん置かれており、
古本でもかなり安く手にすることができます。
ネットショップの運営ノウハウの基本は大きく変化がない
ネットショップとは、からはじまり、ネットショップのメリット・デメリット・配送方法
決済方法などネットショップ開設の基本はあまり昔と比べても変化はありません。
決済方法にコンビニ払い、後払いが追加された位です
決済方法として、後払いドットコムさんやNP後払いといったコンビニ後払いが
追加されて、
配送方法も そう大きい変化はありません。
各配送業者のサイトを見れば、最新情報も調べられます。
売るためのコンセプト・ターゲット設定などは必ず見ておく
ネットショップを開設する上で必要な、コンセプトメイキング、
ターゲット設定、売れる写真、商品ページといった内容は
ぜひ、目を通してください。
物を購入する人の心理は今も昔も変わらない
買う人間の心理がこの10年20年で変化がありません。
そういった内容は参考になります。
2003年に出版された本なら
もしかしたら1冊の書籍から得るものが1つかもしれませんが、
知っている内容も繰り返し読むことでより理解度が高まるかもしれません。
実は同じノウハウの情報でも、作者の経験や扱う商材によって違う切り口でその内容が
語られる場合もあります。
大変勉強になりますよ。
<作者の経験(フィルター)を通したノウハウ>
● ECコンサルタント
● ネットショップ店長
● ライター
● カメラマン
● WEB広告関連サービス事業者
● ショッピングカート・モール事業者など
書き手が変わるだけでも、同じノウハウも違った視点で語られることで
読者にとって、感じることが異なるかもしれません。
ホームページ作成方法等の技術系の情報
ネットショップの構築方法として、例えばあるネットショップ構築サービス
(カラーミショップやメイクショップのようなショッピングカートのレンタルサービスや
EC-CUBEのようなサーバーインストール型のCMS含め)
使い方・設定の手順を紹介しているような書籍やWEBサイト、
弊社もセミナーで教えている、WordPressのようなCMSの技術本、
フォトショップやイラストレーターのような画像編集ソフトのガイドブックなど
こういう内容は常に情報と紹介しているソフトやサービスの「バージョン」が
存在します。
バージョンは必ずチェックすること
この場合は、まず
● 自分が利用しているソフトのバージョンをチェックする
必ずバージョンが書かれていますので、そのバージョンと紹介している内容のバージョンが
合っているか確認します。
古いバージョンの本でも基本操作や基本の役割は変わりません
● バージョンが異なり、古いバージョンの書籍であった場合も、
そのソフトで「できること」や「基本操作」が大きく異なることはありません。
基本の操作に関しては、バージョン違いでも十分参考になります。
以外な落とし穴にも注意です
● バージョンが合っていても、異なっていても常に技術本に関しては
完全に信じないで読んでくださいね。
こう言うと、よく
「ええ〜じゃあ何を信じればいいのですか?」と言われますが
インターネット上の情報も含め、著者や情報発信者は嘘をつくつもりがなくても
その方の認識が間違っている場合や、新しいバージョンに書籍の出版を急いで合わせることがあります。
もしくは、サービスや仕様・料金の変更が後から変更になる可能性もあります。
技術本を書くライターもいらしゃって、特に技術本の場合には新しいバージョンで
一番先に出版するために突貫で書かれた書籍については、稀ですが
この著者って実際に使ったことあるのかな〜と
疑ってしまうような内容が記載されていることもあります。
全てを信じずに参考にするような読み方をしてくださいね
そういう場合があっても内容すべてが間違っているわけではなくて、
本当に本当に、ごく一部です。
もちろん、すべて合っている場合が大半ですが、
バグ等が見つかってそのプログラムが修正されたり
すぐにバージョンアップがあって、書籍ではできないと書かれていることが
実はできるようになったりする場合もあります。
1冊の書籍だけではなく、複数の本、このジャンルはインターネット上にたくさん
情報がありますので、そういったネットの情報などからも判断していってくださいね。
SEO対策についてのノウハウ情報
ネットショップを運営していると必須なこととして
SEO対策があります。
あるキーワードで検索すると上位に表示されるように
Google、Yahoo!の検索エンジン対策をしていきます。
最終目的は、自社で狙っているキーワードで上位表示をすることです。
SEO対策については、よく「こうすると上位表示する裏ワザ」のようなものに関しては
検索エンジンとのイタチごっことなり、検索エンジン側(Google)が常に
検索エンジンのシステム(アルゴリズム)の変更をしています。
SEO対策をしすぎる方の傾向として、「常に最新のSEO対策のノウハウ」を求めます。
ただ、常に最新の情報ばかりを求めすぎると、
毎日、検索結果に一喜一憂することになります。
絶対に正しい方法はSEO対策にはありません。
絶対とはっきり言えるのはGoogle社のみです。
「ユーザーにとって有益な情報を上位表示する」Googleはただこの事を追求しています。
私も企業研修でお客様のところに入ってSEOを教えると、みなさん数学の答えのような回答を
求めてきますが、初心者の方は「どちらでもいいですよ」とお答えすると納得されない方が多いです。
私もSEO業者であっても、民間企業であるGoogleの対策ですので、
SEO対策については、たくさんの書籍を読むことで十分、基本はマスターできますよ。
サイト内部のSEO対策について
SEO対策初心者向け
内部対策については、
● タイトルタグ、検索の際に説明文として表示されるdescriptionといったメタタグ
● 見出しに使われるHタグのようなサイト制作
そういう制作に伴う内容は今も昔も今後も変わりません。
SEO対策中級者〜上級者向け
リンクの貼り方については、初心者の方は気にしなくてもいいのですが
中級レベル以上の方は、リンクの貼り方の種類があることを知っておいてください。
● 普通のリンク(検索エンジンが評価するリンク)
※ 普通はこれです。評価と書きましたがただリンクを貼っただけのことです。
● ノーフォローリンク「nofollow」(表向きリンクされているが、検索エンジンに対して
リンク先を辿らないでと指示を出すリンク)
※ ちなみに、ウィキペディアの参考サイトのリンクはノーフォローです。
被リンク欲しさに、色々な人が自分のサイトを貼り付ける可能性があるためです。
サイト外部のSEO対策について
SEO対策における外部対策とは、「被リンク獲得」です。
SEOスパムも多いのと、Googleが厳しくなり、
ディレクトリ登録、一部のプレスリリースの被リンクの効果がなくなりました。
「リンク売り」系の有料サービスに関しては、Yahoo!への登録以外は
あくまで参考程度に認識しておきましょう。
SEO目的で検討される場合は、そのリンクはノーフォロー「nofollow」ではないか問い合わせします。
WEBサービスのツール類について
月間の検索されているキーワード数が分かる便利なGoogleやYahoo!提供の
「キーワードツール」数年前の書籍には必ず登場していました。
ただ、サービスがなくなったり、サービス名が変更されています。
無料で使えることには変わりはありませんが、アカウントが必要等の変更など、
ツールに関しては、仕様変更が多かったり、サービスが終了したりします。
そして、代わりのサービスも登場する場合もあります。
ツールに関してはすべて検索してみれば、様々なサイトで変更点や別のより良い
ツールを紹介していますので、まずはそのままサービス名で検索してください。
サービス名の名称変更について
IT事業者に多い買収やIPOといった株式情報でサービス名が変更になる場合があります。
Yahoo!Japanのリスティング広告も、何度となくサービス名が変更になっています。
オーバチュア→Yahoo!リスティング→Yahoo!
こちらも、検索していけば、ツールと同様にサイトが変更されていても転送がかかっていたり
その旨を記載されている案内ページに飛ばされますので、検索でチェックしてください。
私自身もそうやってネットショップ黎明期から情報を得ていました。
ネットショップ運営は総合格闘技な知識が必要
皆さんの中には、ご自身で会社運営をされている方も多く
ネットショップ運営=会社運営でもあります。
必要なノウハウとしては、
■ 起業に伴う知識(会社設立・税金・届け出など)
■ ショップを構築する上で必要な知識(写真撮影・ページ作成・キャッチコピーなど)
■ 集客に必要な知識(PPC・アフィリエイトなどの広告運用・SEO対策・
ソーシャルメディアの活用・メルマガなど)
■ 顧客対応で必要な知識(受注管理・メール対応など)
■ 商品開発について
その他にも商品開発・企画作り・情報収集などなど、きりがないくらいに
ネットショップ運営に必要なことは、本当にたくさんあります。
すべて一人での対応は難しいですので、外注やアウトソーシングの活用を
していくことになりますが、書籍などによって事前に内容をしっていれば
依頼する際にも具体的な指示ができますし
料金についても、適正価格かどうかの判断がつきやすくなります。
セミナーや勉強会といったリアルな場も大切ですが、空き時間などで学べる書籍や
情報サイトの活用も積極的に取り入れていってくださいね。
プロフィール
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こんにちは、三重県四日市出身です。ネットショップやWordPressなどの制作やコンサルやセミナー講師等で教えています。このブログは最近雑多になってしまったため、備忘録として色々書いています。
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